脊柱管とは!?
前方(腹側)は椎体と椎間板、側方は椎弓根、後方(背側)は椎間関節と椎弓、棘突起から成り立ちます。これら前方、側方、後方の各要素に取り囲まれた内部スペースが脊柱管です。脊柱管内には支持組織として、前面には後縦靭帯、後面には黄色靭帯があり、脊椎の安定性を維持しています。
脊柱管狭窄症とは!?
脊柱管を構成する脊椎や黄色靭帯が変性肥大したり、椎間板が突出して、その中に収められている馬尾や神経根などの神経組織が圧迫を受けて症状を呈するようになった状態が脊柱管狭窄症です。
加齢に伴って増加し、老人に多いのが特徴です。一方、生まれつき(先天的に)脊柱管の狭い人がおり、このような人では加齢に伴う椎間関節や黄色靭帯の変性肥大や椎間板の膨隆などによって神経組織が容易に圧迫を受けるため、30〜40歳代の比較的若年で発症する傾向があります。
このように脊柱管狭窄症は脊椎や黄色靭帯の非可逆的な進行性の形態変化に基づく神経の圧迫症であるため、症状は加齢に伴って次第に進行する傾向を示します。

